マルシャ MR03 J.ビアンキ

マノー・マルシャ2014

命日

【スパーク マルシャMR03 J.ビアンキ 2014】

本日2025年7月17日、ジュール・ビアンキが永眠してから10年が経ちました。これが最後の彼のミニカーなので、このブログで取り上げるのも最後になるかな。

2014年10月5日、日本GP決勝レース中の事故により昏睡状態となったビアンキ。映像でも明らかに暗くなったサーキットで何の情報も伝えられないまま、表彰台の3人が暗い表情でシャンパンファイトもせず降壇していった様をよく覚えています。なぜレースが打ち切られたのかもわからない異様な状況だったのですが、そんな経験はこれまで無かったので何が起きているのか本当によくわかりませんでした。

その後ビアンキの状況がいつ・どのように発表されたのかよく覚えていません。それほど昏睡状態・意識不明という現実が衝撃でした。若いファンにとっては初めての経験だし、セナを経験している人にとっても「もう起きないこと」だと思っていたはず。翌月に母国の病院に移された時はわずかに希望を感じましたが、その後数ヶ月間音沙汰がない時間は正直諦めるための時間だったように思います。

彼がコース上の重機に潜り込むようにクラッシュしてしまったことでドライバーが重傷を負ったことを期に、HaloとVSCが採用され安全対策のレベルが一段上がった近年のモータースポーツ。こんな事故はもう二度とご免なのですが、SC中の重機問題は今でもたまにあるのでひやりとしますね。

すごく不謹慎なのを承知で言いますが、このミニカーはビアンキの着座位置が低すぎて現実に即していません。事故前にリリースされていたと思いますが、あまりにもアンマッチなエラーです……。

翌年はザウバーと契約済みで、いよいよ入賞争いで実力を披露するかと思われたビアンキ。しかしこの事故によりフェラーリのドライバー事情は大きな変更を余儀なくされましたが、後年ルクレールが彼の意思を継いでザウバーからのフェラーリ入りを果たしました。

あとはルクレールがフェラーリでタイトルを獲得すればビアンキへの最大の報告になるのですが、残念ながら低迷するチームにいよいよルクレールの忍耐も限界を迎えそう。彼がフェラーリを離れると、いよいよビアンキの残り香がなくなってしまうなぁ……。

ビアンキがキャリアで唯一入賞を果たしたこのモナコGP。ここからだったのに、ねぇ。

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