AJフォイト DW12 佐藤琢磨 ロングビーチGP

インディカー2013

結構話題になったよね

【グリーンライト AJフォイト DW12 佐藤琢磨 ロングビーチGP 2013】

インディカー参戦4年目となった2013年シーズン。前年初めて表彰台を獲得し、インディ500でのファイナルラップでのアタックなどで一躍立場を確立した佐藤琢磨が日本人初の優勝を挙げました。

この優勝はインディカーのみならず国際トップフォーミュラでの日本人初優勝ということで、テレビや新聞でも取り上げられていた記憶があります。当時私は新聞社で編集に近いアルバイトをしていましたが、社員のおじさんたちが「昨日琢磨勝ったねぇ!」なんて夢のような会話がされていたことが深く記憶に残っていますね。新聞もスポーツ面では結構大きく掲載されていたような。

優勝した次のレースでも2位を獲得し、開幕4戦1勝2位一回という好成績で確かポイントリーダーになったんですよね。これもまた初めてだってことでネットが少し盛り上がりました。この2013年というのはF1では日本人・日系メーカー・サプライヤーの一切いない珍しいシーズンでしたから、他カテゴリとはいえ佐藤琢磨が活躍するニュースは見ていて嬉しくなった気持ちを覚えています。

琢磨のインディ500優勝をきっかけに作成されたと思われる、グリーンライトの1/43シリーズ。正確にはイクソ製なのかな?いくつか数が出ているものの11年までの旧車だったりDW12もオーバル仕様がほとんどだったりと、ラインナップされた中ではDW12のロード仕様はこれが唯一だったと思います。

無骨なまでに搭載されたサイドとリア周りのタイヤガードがいいですよね。安全性に対する亡きダンの意思を感じることができます。最近のマシンはオーバル仕様なんか特に軽量化されてしまって、DW12を冠する意味があるのかと思ってしまいますね。

好調のままインディ500を迎えたものの、そこから入賞もままならないレースが続きシーズンが終わってみればレギュラードライバーの中で下位の順位に沈んでしましました。4年間残留したAJフォイトでは翌年以降表彰台1回のみに終わり、インディ500でのシングルフィニッシュもなし。しかしこのチームではインディ500をほぼ毎年中団で完走しており、この経験が強豪アンドレッティに移籍後に花開くことになります。

余談ですが、どうしても欲しかったのでこのマシンの1/18を探して買いました。ebayではアメリカからの出品が少量あるのみですが日本で見かけることはまずありませんね。レアものなのかな?

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