あと一歩踏ん張れず
![](https://f1-minicar.com/wp-content/uploads/2022/05/PXL_20220507_121716568-1.jpg)
【ルックスマート フェラーリSF21 C.ルクレール イギリスGP 2021】
歴史的なシルバーストーンでのフェルスタッペンとハミルトンのクラッシュで首位に躍り出たルクレール。あと数周のところで復活の優勝となるはずが、まさかのオーバーランとあっけない幕切れでした。
![](https://f1-minicar.com/wp-content/uploads/2022/05/PXL_20220507_121745118-1.jpg)
近年稀に見ぬ低迷となった2020年からわずかに進歩し、コンスタントに入賞争いができるようになったこの年。チームの初表彰台はモナコGPで移籍してきたばかりのサインツに奪われてしまいましたが、イギリスGPでは首位に浮上し力強いリードラップを続けます。
![](https://f1-minicar.com/wp-content/uploads/2022/05/PXL_20220507_121800061-1.jpg)
レースは残り数周でペナルティをも消化して猛追してきたハミルトンが迫ると、ここからルクレールも意地を見せて白熱の優勝争いとなることを期待したのですが、コプスでオーバーランを期すとあっけなく首位を譲り渡してしまうのでした。
![](https://f1-minicar.com/wp-content/uploads/2022/05/PXL_20220507_121818566.MP_-1.jpg)
SF21はマシン後部に1000レース目のスペシャルカラーのような濃いレッドが施されました。あんまりかっこよくないですね。マクラーレンとどっこいどっこいの3番手争いでしたが、あちらはモンツァで運よく優勝。コンスト3位は獲得したものの、勝利のない味気ないものとなってしまいました。
![](https://f1-minicar.com/wp-content/uploads/2022/05/PXL_20220507_121846462-1.jpg)
移籍初年度のチームメイト、サインツに総得点で負けてしまったルクレール。ベッテルを追い出しいざリーダーにというところで、鼻っぱしをへし折られたような印象があります。ルクレールにとって、これが唯一チームメイトに敗れた珍しいシーズンになるかもしれないですね。
コメント