いつでもベッテルに譲らなきゃいけないの?
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【ミニチャンプス トロロッソSTR6 J.アルグエルスアリ 2011】
フルシーズン2年目、及第点の活躍を見せたアルグエルスアリですが、チームとの問題でシートを失います。本家レッドブル大躍進の陰で、レッドブル育成の闇を見せる一台です。
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2011年は7度のポイント獲得で、チームメイトのブエミを上回る活躍をしたアルグエルスアリ。飛びぬけた活躍こそないものの、このマシンで得られるチャンスをしっかりと物にしていたと思います。
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終盤戦韓国GPでは、フリー走行でベッテルに道を譲らなかったとしてマルコに叱責されました。これにいつでも彼に譲らなきゃいけないのか?と反論したことで怒りを買い、レッドブル育成を解除となってしまいます。
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今でこそアルファタウリも独自のスポンサーを持っていますが、チームが本格的に独自スポンサーを獲得したのはこの年からだったと思います。翼端版のゴールドが07ー08年にベッテルがいた頃のカラーリングに似ていてかっこいいですね。
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このマシンの最大の特徴はもちろん、サイドが深く抉られたダブルフロアでしょう。F92A以来20年振りの登場ということで話題を呼びました。しかしレース結果を見るとそれほど効果は無かったようですね。2010年代唯一のダブルフロアマシンなのですが、一切話題になりません。
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F1で活躍出来たかと言われればわかりませんが、少なくとも適応しつつあったアルグエルスアリ。彼の解雇劇は、若い頃からサポートと称して絶対服従させ、ある日いきなり首を切るレッドブルの育成システムに批判が集まりました。22歳で夢破れ、大きな失望があったと思いますが、その後はピレリのテストドライバーを経てヴァージンよりFEに参戦し、新たなキャリアを始めました。後にドクターストップでレースからは引退していしまいましたが、現在はDJとして活躍しているようです。若くしてF1ドライバーを経験している人生ですから、他の分野でも大成してほしいなぁと思います。
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