これで終わり?
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【ミニチャンプス アルファロメオC43 V.ボッタス 2023】
アルファロメオの2023年シーズンのマシン。印象的なレースが本当にないのですが、ボッタスファンなので買いました。カラーリングはかっこいいけどね。
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2023年シーズンのボッタスは4度の入賞、最高位8位という何ともイマイチな結果に終わりました。前年はシートを用意できなかったメルセデスから花道的に用意されたシートということもあってそこそこ好調で9度の入賞で49ポイントを獲得したことを思うと、わずか10ポイントの今年は失敗作だったと言えるでしょうね。
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このチームは2026年からアウディに移行することが決定していますので、今年投資しても効果を得られないアルファロメオからのスポンサーフィーなどは減額されているのかなぁという気もします。ウイリアムズやアルファタウリは見せ場といえる活躍レースがあっただけに、こことハースは本当に地味なテールエンダーでしたね。
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ローンチイベントでマシン公開前に司会者の後ろに画像が流れるなど、船出から問題まみれだった2023年シーズン。スペシャルカラーリングが豊富に用意されたC43ですが、どれも遅く印象的ではありませんでした。ミニカーも売れ残りそうですね。後発のスペシャルモデルがあるとはいえ、一番その年を象徴する開幕戦仕様がわずか432台しか作られていないのは一応ワークスチームとしては物足りないです。カラーリングは良かったのですが、華が無かったなぁ……。
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アルファロメオの進退についてシーズン中に明確なコメントがないまま、先日ハースとの交渉を諦めてWECに集中というリリースが出たアルファロメオ。最終戦のカラーリングなんかラスベガスGP仕様そのままの、何のイタリア要素もないオールブラックの地味なものでしたからね。本当にあれを最後に終わるんでしょうか。
近代アルファロメオF1の復活はPU導入直後にフェラーリのスポンサーとして始まり、その後ザウバーのタイトルスポンサーとしてスピンアウトする形で始まったのですが、首脳陣が変わり取り扱いに困ったか雑に打ち切られてしまいました。無念。
近代アルファロメオの名がグリッドに復活した初年度。一年目はまだザウバー名義でした。このルクレールのようにフェラーリ育成を育てるチームになるかと思えば違いましたね。でも最高傑作はこれかなぁ。
残念に思う点は多々あるものの、ライコネンに引退の場を用意してくれただけで十分感謝すべきなのかもしれません。
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