アルファタウリ AT02 角田裕毅 バーレーンGP

上出来すぎた旅の始まり

【ミニチャンプス　アルファタウリAT02　角田裕毅　パーレーンGP　2021】

角田くんのデビューレース仕様のマシン。諸事情で母国日本では発売されない事態となってしまいましたが、グローバル仕様を無事入手できました。

F2の成績から好成績が期待された2021年の角田くん。日本からはもちろん、新人3人の中では世界中で最も注目された大型ルーキーだったのではないでしょうか。開幕戦はその期待に応え、アロンソやライコネン、ベッテルらチャンピオン経験者とのバトルをしっかり制し9位入賞という100点満点のデビュー戦を果たします。

ただその代償か、本人の弁では表彰台を狙うようになったというほどアグレッシブになり、フリー走行や予選でのクラッシュが相次いでトラブルレスの週末を過ごして結果を出す、という開幕戦にできていたレースが出来なくなってしまう長い長い不調のトンネルに陥ってしまいます。応援していてもつらい時期でしたよね。

AT02は前年マシンAT01とカラーリングが逆転し、一転紺色ベースのダークなマシンとなりました。個人的にはAT01のホワイトベースのカラーリングの方が好みでしたけどね。マシンはガスリーが度々中団上位で入賞するなど、ギャップの縮まったミッドフィールドでは戦闘力を発揮していた方だと思います。

シーズン終盤までの長い長い不調の波を超え、アメリカGPを転機に自身のベースを取り戻した角田くん。最終戦では4位入賞するなど成長を見せ、好不調の波を超え最注目ルーキーとしての見事な成果を残したと思います。