いつも通りのレース
【ルックスマート フェラーリSF1000 C.ルクレール トスカーナGP 2020】
フェラーリ1000GP目となったトスカーナGP、チームはマシンにスペシャルカラーリングを施して挑みましたが、ルクレールはシーズン中いつも通りのスタートで前に出てずるずる後退する内容となりました。
望外の5番手グリッドからスタートしたルクレール、レースではスタート直後の混乱もあり順位を上げたものの、その後周りの展開に注目が集まる間に後退していき最後は見どころなく8位で終えました。これはこの記念レースだけの展開ではなく、ルクレールのシーズンを象徴するレースとなりましたね。
あまりにも地味すぎて、書くことに困る一台ですね。本当に1000GPを記念したカラーリングで走っただけのレースでした。思えば700GPでミハエルがタイトルを決めて以降、800GPではアロンソがペトロフに苦戦、900GPではベッテルが完走扱いと、記念レースだからといってフェラーリが強いわけではないんですよね。
その1000GP仕様カラーリング、F1参戦当初のカラーリングを再現したという濃い赤色ですが、本当にこんな色なんでしたっけ……。昔のフェラーリのF1マシンのカラーリングもこんな色ではないような。もっと派手なデザインになるかと思いましたが、テレビ中継映りも悪く地味な一台となってしまいました。
典型的なレースを行っただけのルクレール。それでもチームのエースとしてできるだけのことはして見せたと思います。でもうーん、記念レースにしてはあまりにも印象が薄いですね……。
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