ウイリアムズ FW42 R.クビサ

ウイリアムズ2019

9年ぶりの入賞

【ミニチャンプス ウイリアムズFW42 R.クビサ 2019】

クビサがラリーの事故から復活し、F1に戻ってきたのは2019年。彼の実力に大いに注目が集まりましたが、ウイリアムズの悲惨のチーム事情によって何もわからないまま終わりました。

シェイクダウンの遅れからプレシーズンテストを数日欠席し、開幕前から悲惨なムードが漂っていたこの年のウイリアムズ。9年ぶりにF1に戻るクビサにとってはもどかしい準備期間となりました。

開幕後は案の定テールエンダーとなり、予選・決勝ダントツの最下位を続けて見どころのない1年を過ごします。事故以前からのクビサファンには本当に辛い時間でしたねぇ……。

唯一の見せ場となったのは雨で大荒れとなったドイツGPで、上位勢の相次ぐリタイアの間隙を縫って12位完走を果たしました。

その後7-8位のアルファロメオ勢にペナルティが出たことで10位に繰り上がり、シーズン初にして唯一、そしてクビサにとっては2010年以来の入賞を果たしました。

この入賞は「期間の空いた再入賞」として最長記録のもので、多くのドライバーが入賞できずに去っていく中で彼のカムバックの偉大さを讃えてくれます。

マシンと成績には何の見どころもないものの、生産台数に対してF1人気が高まり市場価格の高いこの「FW42」。後にラッセルはパッケージ違いで再販されたのですが、クビサはこの通常版が唯一で高値をキープしています。

熱心なクビサファンは新発売時に予約してでも買ったでしょうし、なかなか市場に出ないので結構厄介な一台でした。

結局2019年は上述の1ポイントのみに終わり、レギュラー参戦はこれで終了となったクビサ。

ポテンシャル高くも未完成だったラッセルとの比較で彼の実力はどうだったのか知りたいものですが、あまりにマシンが遅すぎて何もわかりませんでしたね。

ただパドックでは彼の能力が評価されたようで、母国のスポンサーと共にアルファロメオ陣営に移籍。2022年までF1での戦いを続けることになりました。

2019年最大の謎、2人はどれだけ速かったのか。その後のラッセルの活躍を見ると、マシンさえ良ければ揃って入賞争い常連になっていそうでしたよねぇ。

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