フェルスタッペン専用車？
【スパーク Sparky レッドブルRB19 M.フェルスタッペン 2023】
今年のSparkyシリーズで最も売れそうなフェルスタッペンのマシン。ペレスのマシンを買う理由はコンプリート欲を満たすくらいしか残っていないような成績差でしたが、今思うと結構いいコンビだったのかもしれません。
今年から各チームパッケージデザインが異なるSparkyシリーズ。レッドブルはシンプルなデザインになりました。とにかく強かったので、チームカラーが目立つだけで強豪感がありますね。余計な装飾とかいらないです。今後予定されている各アメリカ仕様の特別カラーはパッケージも華やかになるのでしょうか。
各ドライバーについての感想は1/43で、この1/64はチーム全体を振り返ることにしたこのブログ。レッドブルの2023年はフェルスタッペン最強、ペレスは太刀打ちできずシートの無駄というのが大半の意見でしたが、シーズンを終えて今振り返ってみるといいコンビだったような気もします。
完勝の23年シーズンを終えたフェルスタッペンのマシンへの感想は、「市街地レースでまだ改善できる」というものでした。確かにフェルスタッペンは落としたレースの全てが市街地でしたからね。そしてその市街地レースの多くを制したのがペレスだったので、実はいい相性補完ができていたのかな、という新説を考えてみたいです。
23年シーズンは23戦中6レースが市街地で、イモラのキャンセルによりシンガポールを除いたジェッダからモンテカルロまでが驚異の市街地5連戦となっていました。この間のペレスはモナコの予選クラッシュまでは結構戦えており、フェルスタッペンがギアを上げるまで時間少しかかったというよりはペレスがマシンの優位性を維持していたのかな、なんて。まぁジェッダはマックスに予選でトラブルがありましたし、シンガポールの惨状を思うとやっぱり無理がある説かもしれません……。
メルセデスの紹介では触れるのを忘れていましたが、今年のモデルからオンボードカメラが付くようになりました。Sparkyシリーズとしては初期モデル以来ですね。ただどういう作りなのか、良く見ると塗装が結構荒くあまりいい改善とは言えないです。セカンドドライバーの蛍光イエローはしっかり発色しているので、個体差なのかなぁ。
前年RB18との比較画像。カラーリングに大きな変更が無いので違いに気づきにくいですが、細かく見るとノーズやバージボード、フロアなどかなりの差があることがわかります。22年から1/64シリーズが復活した理由の一つはマシンデザインが簡素化されたことだと思うのですが、それでも本当にちゃんと新作を作っているので大変好感が持てるシリーズですね。
無敵を誇ったRB19、ペレスは完全にやられ役でしたがもし市街地レースの開催がばらけていたら適度に自信を取り戻しここまで一辺倒な結果にはならなかったのかな、という気もします。というかそうであってほしい……。
ミニカー事情としては過去を思うと圧勝した翌年に低迷するとたくさんリリースされた分次の年にかなり値崩れを起こすのですが、Sparkyはバリエーション豊富な1/43と違いこれしか出ないので気を抜くとあっという間に完売してしまいます。後続の特別カラーリングも案内が出ていますが、通常版が欲しいなら今のところ予約が必要なシリーズですね。気になる方は再販を見つけたら迷わず買いましょう。
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