マクラーレン M23 G.ヴィルヌーブ イギリスGP

マクラーレン1977

伝説の始まり

【スパーク マクラーレンM23 G.ヴィルヌーブ イギリスGP 1977】

数々の伝説を残すヴィルヌーブのデビューマシン。そのF1参戦は、当時既にワールドタイトルを獲得して強豪チームとなっていたマクラーレンからでした。しかしそれもわずか1戦で、瞬く間に名門の扉を開きます。

カナダの決して裕福ではない家庭で生まれたジル。幼いころにスノーモビールレースで頭角を現すと、その賞金を元手にフォーミュラへと参戦。家を売り払いモーターホーム暮らしで用意した資金で掴んだフォーミュラ・アトランティックのシリーズで名を挙げ、あるレースでスポット参戦したハントら何名ものF1ドライバーを破って優勝を果たしたことがきっかけとなりF1への扉が開かれることとなりました。

当時のチャンピオン、ハントの推薦もあってマクラーレンからのデビューが決まったジル。レースは予選9位と上々ながら決勝はマシントラブルで11位に終わります。しかしこの時既に調査を開始していたフェラーリ陣営の、特にエンツォにとっては採用を決めるに十分な素質を見せたことで、参戦僅か1レースにして名門フェラーリのシートを射止めました。

M23はハントのチャンピオンマシンである他、ジルが操ったフェラーリ以外の唯一のF1マシンということでも価値のある一台です。近年スパークから新たに発売されたことをきっかけに、このヴィルヌーブの特集が始動しました。

下位カテゴリ時代は幾ばくかの苦戦はあったものの、F1にたどり着いてからは瞬く間にスター街道を歩むことになったジル。様々な書籍で関係者の話を紐解くと、この頃から既に彼の狂気なまでの攻撃性ではチャンピオンを獲れないとの声がありつつも、周りがそれに惹かれていく様を知ることができます。

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